診療放射線技師の仕事とは?仕事内容から年収、勤務形態まで徹底解説!

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「診療放射線技師ってどんな仕事なんだろう?」「目指してみようかな」「転職してみようかな」と思っても、実際に働いている人の年収や勤務形態って本当のところはわからないですよね。

そこで今回は現在も診療放射線技師として三次救急病院で働いている私が、これから診療放射線技師を目指そうか悩んでいる人に向けて、診療放射線技師のリアルをお伝えします。

これを読めば、診療放射線技師がどんな仕事なのか明確になるでしょう。

診療放射線技師とは?

ここでは診療放射線技師が「どんな仕事なのか」、「チーム医療における立ち位置」をお伝えします。医療における診療放射線技師という仕事を解像度高く理解できるでしょう。

放射線を用いた検査及び治療を行う職業

診療放射線技師とは医師の指示のもと、放射線を用いて画像検査や治療を行う職業です。医師、歯科医師を除き放射線を人体に照射することのできる唯一の医療技術職であり、国家資格を持った職業として現代医療に不可欠な存在と言えます。検査の種類も多く高度なスキルが求められる医療技術職です。

チーム医療における立ち位置

診療放射線技師はチーム医療において重要な役割を担っています。

ケガや病気を抱える患者の場合、まずは問診を行い、その後必要な検査を受けます。診療放射線技師は医師や看護師から前情報をもらい必要な内容を把握し、迅速に検査することが可能です。

検査後は状況に応じて治療を行う必要があり、治療においても診療放射線技師の役割は大きいです。検査、治療後は医師の決定をもとに理学療法士や作業療法士と連携し、患者にリハビリを行ってもらいます。

診療放射線技師になるには…?

ここでは「診療放射線技師になる流れ」「必要な国家資格」「国家資格の合格率」「診療放射線技師の就職率」をお伝えします。

これにより診療放射線技師になる方法が詳しくわかることでしょう。

診療放射線技師になるための学校

診療放射線技師になるには国家試験を受験する資格を得るため養成所に通うことが必須です。養成所での所定のカリキュラムを終えると受験資格を獲得できます。

養成所の種類は文部科学大臣が指定した4年制の大学か専門学校、もしくは都道府県知事が指定した3〜4年制の診療放射線技師養成所です。

必要な国家資格

診療放射線技師になるには診療放射線技師免許が必要です。

国家資格の合格率

令和6年2月15日に実施された第76回診療放射線技師国家試験の合格率は79.5%でした。受験者数3,565人に対し、合格者数は2,834人です。新卒者の合格率は86.3%、既卒者の合格率は18.8%でした。

下記に示す過去5年間の合格率推移からわかるように、診療放射線技師国家試験の全体合格率は70〜80%です。その中でも新卒の合格率が非常に高い傾向にあります。

参考:厚生労働省「第76回診療放射線技師国家試験の合格発表について」                              

診療放射線技師の就職率

診療放射線技師の就職率は比較的高い傾向にあります。令和5年度厚生労働省が算出した有効求人倍率は1.11倍です。実際に私が平成28年度の卒業生として就職活動を行った際の就職率は100%でした。

ただし働く地域によっては有効求人倍率が1倍を切っている場所もあるので、一概に全地域における就職率が高いとは言えない状況です。都心部では働く場所が多いため求人も多く、反対に地方や山間部では働く場所が少ないため求人も少ない傾向があります。

診療放射線技師の仕事内容(業務別)

ここでは診療放射線技師が行う「検査や診断」、「治療」、「機器管理」、「安全管理」をお伝えします。

診療放射線技師が行う詳しい検査内容や、こんなことまでやるの?といった驚きな内容まで知ることができるでしょう。

画像検査・診断

診療放射線技師の大部分を占める仕事内容は画像診断・検査です。その中でも放射線を必要とする検査と不要な検査を下記に記しました。

放射線は必要な検査→単純X線撮影(レントゲン) 回診X線撮影 乳房X線撮影

          歯科X線撮影 パノラマ撮影 X線CT検査 血管造影検査

          骨塩定量検査 核医学検査


放射線が不要な検査→MRI検査 超音波


業務別の内容は下記を参照してください。

単純X線撮影(レントゲン)

その名の通りレントゲンを用いて撮影する検査です。主に胸腹部の撮影が多いですが、骨の撮影や特殊部位の撮影も行います。

診療放射線技師の業務として一番ポピュラーな検査ですが注意する点は多く、撮影時の更衣や体位、息の止め方で画像は大きく異なります。医師が必要としている画像を提供するためにも人体の構造を詳しく理解しておくことが大切でしょう。

回診X線撮影

ポータブル撮影とよばれ、外傷や動くことが困難な患者さんの撮影の際に用いられる撮影の仕方です。移動型X線装置を使用することで、レントゲン室に来る必要なく撮影が可能となりました。

単純X線撮影は基本的に立った姿勢で行い、回診X線撮影は仰向けまたは座った姿勢で行います。両者の画像を比較をすると診断に大きな影響を与える違いは無いと言われていますが、心胸郭比という心臓の幅と胸郭の幅を測る目的での比較では、立位と背臥位で10%以上の差が生まれるため正確とは言えません。

参考:みどり病院HP「移動型レントゲン

乳房X線撮影

マンモグラフィーとよばれ、触診ではわからない早期の乳がん発見に役立つ検査です。専用装置によって乳房を挟み、薄く伸ばした状態で検査を行います。これにより少ない被ばくで、鮮明な画像を撮影可能です。

近年は担当する診療放射線技師を女性に絞る施設も多くなっており、私が働く病院でも男性が担当することは無くなりました。乳房X線撮影は女性の診療放射線技師が最も重宝される業務だと言えます。

歯科X線撮影 パントモ撮影

歯科や歯科口腔外科で必要とされる撮影です。歯の状態はもちろん、上下顎や顎関節の検査でも有用です。

歯単体の撮影は歯科X線撮影になり、口の中に専用のフィルムを入れて撮影を行います。パントモ撮影は歯単体以外での検査で用いられ、専用の装置に顎を乗せることで撮影を行います。

X線CT検査

X線を用いて身体の断面を撮影する検査です。主に臓器や腫瘍を詳しく検査したいときに行われます。X線の透過性は臓器によって違い、透過性の差をコンピュータで処理することで画像化します。

現在のCTは1mm以下の厚さでデータを収集でき、3D画像の作成や、多方向の断面像を作成可能です。私の働く病院では医師の指示により3D画像や多方向の断面像を作成し、手術前の画像支援を行っています。

造影剤を用いた検査の際には事前の腎機能の確認、アレルギー、喘息の有無を把握する必要があります。他にも造影剤の注入速度、撮影のタイミング、撮影方法と診療放射線技師が気をつける点は多いです。

血管造影検査

血管造影検査はアンギオとも呼ばれ、血管内を造影することで心筋梗塞や脳梗塞の梗塞部位の把握、くも膜下出血や腹部臓器の出血部位の把握ができます。アンギオは診療放射線技師が担当する業務の中で最も緊急を要する検査であり被ばくが多い検査です。

そのため迅速に検査を遂行することと、患者や担当スタッフの被ばく管理が求められます。装置の扱いはもちろん検査時に必要な画像情報の提供、事前の血管径の計測や解析をしておくことが大切です。被ばく管理においても患者さんが一定の被ばく線量を超過したときは医師に報告をします。

骨塩定量検査

骨塩定量検査はDEXAと呼ばれ、骨密度を数値化し、骨粗しょう症の診断に役立ちます。検査を受ける年齢は高齢者が多いですが、小児期における先天性の骨代謝異常やステロイド薬投与による骨密度の変化を発見することも可能です。

核医学検査

核医学検査はRI検査とよばれγ線を用いた検査です。特定の臓器や組織に特異的に集積する放射性医薬品(アイソトープ)を体内に投与し、一定時間をおいてから撮影を行います。

ガンマカメラに検出されるガンマ線を画像化することで、射性医薬品の集積量、分布はもちろん経時的変化により機能や代謝状態を評価できます。患者の体内に放射性医薬品を投与する検査のため、投与前に適切な説明が必要となる検査です。

治療

放射線を用いる治療は放射線治療のみです。放射線治療は腫瘍部分に対して放射線を照射し治療や痛みの緩和を行います。現在はX線、電子線、陽子線、重粒子線、α線、β線、γ線、中性子線を用いて、腫瘍部分とその周りの正常組織に照射をします。このとき周りの正常組織への照射は必要最低限にしなくてはなりません。診療放射線技師、医学物理士、医師で連携をとり患者様への負担が少なくなるよう努めることが重要です。

放射線機器管理

診療放射線技師は放射線機器の管理をしなければなりません。放射線機器の特性を理解し適切な利用のために性能維持と安全確保を通じて、良質かつ安全な医療を提供する必要があります。診療放射線技師が行う放射線機器管理の内容を下記に記しました。

  • 検査及び治療機器の始業・終業点検、定期点検が行われているか
  • 機器の安全使用のために管理責任者がおかれているか
  • 当該装置に不具合などが発生し、その内容が重大と認められた場合に、関係省庁に連絡しているか
  • 当該装置について納入業者から操作方法、医療機器添付文書を含むドキュメントなどについて説明や情報提供などを受けているか、また医療機器の安全使用のための研修が行われているか
  • 納入されている機器関連の重大な不具合や回収情報を定期的に得ているか

参考:一般社団法人日本画像医療システム工業会「放射線業務の安全の質管理マニュアル」                

放射線安全管理

診療放射線技師は放射線を扱う医療従事者として放射線を安全に使用し、管理する義務があります。2019年3月11日に医療法施行規則の一部を改正する省令(平成31年厚生労働省令第21号)が公布され、診療用放射線の安全管理体制整備について2020年4月1日に施行されています。内容を下記に記しました。

  • エックス線装置などを備えている病院や診療所には、診療用放射線の利用に係する安全な管理のための責任者を配置する
  • 医療放射線安全管理責任者は、診療用放射線の安全利用のための指針を策定する
  • エックス線装置などを備えている病院や診療所の医療放射線安全管理責任者は、診療用放射線の安全利用のための研修を行う

参考:公益社団法人日本医学放射線学「診療用放射線に係る安全管理体制に関するガイドライン」

診療放射線技師の気になる年収

平均的な年収

厚生労働省による令和5年賃金構造基本統計調査の診療放射線技師を参照すると平均年収は536万9700円です。平均月給は36万7400円、平均賞与・ボーナスは96万900円となり年齢とともに上昇傾向にあります。

診療放射線技師の初任給は、諸手当を除いた平均月給24万7900円、賞与・ボーナスは6万9100円、年収は278万7100円です。                                      

参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査結果」

働く場所による年収の差

診療放射線技師は働く場所により多少の年収の差が出てきます。それぞれの場所で誤差はありますが平均的な年収を下記に記しました。

大学病院

大学病院での診療放射線の平均年収は400〜650万前後が多いです。しかし大学病院は他の病院とは違い、研究や発表を多くしている傾向があります。私が勉強会や研究会に参加した際、大学病院の診療放射線技師が多く見受けられました。

残業も少なくないことから、年収も高くなっているように思えます。診療放射線技師として高度な技術を学びレベルアップしたいならば大学病院はおすすめです。

参考:マイナビコメディカル「診療放射線技師の給料について|男女・地域・勤務場所別でみる違い」

国立・公立病院

国立・公立病院での診療放射線技師の平均年収は400〜600万前後が多いです。

他の病院と大きな違いとして国立・公立病院の診療放射線技師は公務員扱いになるため給与、待遇、福利厚生はより安定している傾向があります。公務員としての診療放射線技師は年功序列ということもあり年齢を重ねるごとに年収もアップします。そのため志願者も多く競争率は高いといえるでしょう。

参考:マイナビコメディカル「診療放射線技師の給料について|男女・地域・勤務場所別でみる違い」

  • 民間病院

民間病院での診療放射線技師の平均年収は400〜550万前後が多いです。ただし民間病院は独自の経営をしており、病院の規模も異なるため年収の幅は大きいでしょう。民間病院を受ける際は、他の民間病院と比較をしてから決めるのがおすすめです。

私が見てきた福利厚生で、職員が使い放題のジムが併設されている病院がありました。年収だけではなく福利厚生を見てみるのも面白いかもしれません。

参考:マイナビコメディカル「診療放射線技師の給料について|男女・地域・勤務場所別でみる違い」

  • クリニック・健診センター

クリニック・健診センターでの診療放射線技師の平均年収は350万〜450万前後が多いです。

他の病院との大きな違いは夜勤がないことですが、月給を見てみるとそこまで大きな差はないように思えます。しかし夜勤がないので年収は下がってしまいます。夜勤を好まない場合や、業務内容が絞られている働き方をしたいという人におすすめです。

参考:マイナビコメディカル「診療放射線技師の給料について|男女・地域・勤務場所別でみる違い」

  • 医療機器メーカー・企業

医療機器メーカーや企業での診療放射線技師の年収は400〜800万前後と病院に比べて高い傾向があります。診療放射線技師として働くのではなく資格を武器として、病院に必要なアプリケーション開発やシステム導入に携わります。

夜間におけるシステム不具合時、病院に駆けつける場合も多く、出張や残業が多くある場合があります。その分年収も高くなる傾向がありますが、医療機器メーカーや企業で働くことは病院で働くよりも体力が必要と言えるでしょう。

参考:マイナビコメディカル「診療放射線技師の給料について|男女・地域・勤務場所別でみる違い」

他の医療技術職との比較

厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査による診療放射線技師の年収を、他の医療技術職と比較しました。

診療放射線技師537万
臨床検査技師508万
看護師508万
薬剤師578万
理学療法士415万

診療放射線技師の年収は薬剤師に次いで2番目であり、他の医療技術職と比べると高いことがわかります。

参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査結果」     

日本における年収ランキング

日本の平均年収は国税庁の令和5年度民間給与実態統計調査により460万でした。診療放射線技師の平均年収は537万であったので、日本においては平均以上であると判明しました。上記の平均年収分布図からも2番目に多い年収帯の位置づけとなっていることがわかります。

参考:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」

診療放射線技師の一日の勤務形態(当院)

ここでは診療放射線技師が行う業務形態の「日勤業務」、「当直業務」、「休日業務」をお伝えします。

診療放射線技師が行う業務形態を把握することで業務時間や1日のスケジュールを知ることができるでしょう。

日勤業務

私が働く病院の始業時間は8時30分です。始業時間には様々な装置の始業点検を終わらせた状態にしておかなければなりません。その日に自分が担当する装置の始業点検を行うため、私の場合7時50分ごろに病院に到着し始業点検を行っています。点検後8時30分からは午前中の検査を行います。

昼食の時間は日によって異なりますが大半が11時30分〜13時30分の間の45分間です。昼食後は午後の検査を17時まで行い検査終了後は終業点検を行います。終業点検をしたら1日の業務は終了です。

当直業務

私が働く病院の当直は2人態勢で行い業務は17時からです。日勤業務終了後そのまま当直業務に移ります。

翌日が平日であれば、8時30分から当直時の引継ぎを日勤者に申し送りし、帰宅する流れです。休日や祝日の場合はその日の休日当直担当と役割分担し朝の業務を行います。朝の業務が終了次第帰宅です。

休日業務

私が働く病院には休日出勤があり、休日は日勤夜勤と別れておらず一日当直という扱いです。平日と異なる点は勤務人数で、平日の日勤は出勤する診療放射線技師が多いのに対し、休日はその日の担当の2人のみが出勤となります。そのため日勤夜勤どちらの時間帯も2人で業務を行います。当然平日と比較すると患者さんの数は少ないですが、私の病院は三次救急なので救急患者さんの数は多いです。

休日業務は先にも述べた通り当直扱いになるため、次の日が平日か休日かによって帰宅の時間は異なります。私が経験してきた一番大変な日は土曜日の当直です。月曜から金曜まで日勤を行い土曜日が当直、日曜日が当直明けとなると1週間すべて病院にいることになり大変だと感じました。

現役の放射線技師からこれから放射線技師を目指す人へ

ここでは「診療放射線技師の業務の重要性」、「女性も働きやすい職業」、「診療放射線技師の離職率」をお伝えします。

女性の働きやすさや離職率を事前に知ることで、より診療放射線技師という職業を知り進学や転職のきっかけになると嬉しいです。

撮影一つで診断や治療方針が変わることも

診療放射線技師が行う検査で、診断が変わり治療方針が変わってしまう場合もあります。検査する際には医師と相談し、患者の状態を正確に把握することでより適切な検査を実施できます。撮影方法、撮影のタイミング、造影剤注入速度、診療放射線技師は常により高度な技術と正確性を求められるので勉強に励まなくてはならないでしょう。

現代医療の進歩において重要な役割を担っているプロ

医療技術職として唯一放射線を扱った検査や治療を行うのが診療放射線技師です。ケガや病気の際は必ずと言っていいほど画像検査を行います。医師よりも先に画像を確認できることから診断支援ができる立場と言えるでしょう。

放射線機器も依然と比べどんどん進化しており、装置の特性を十分に理解し患者に質の高い医療を提供することが診療放射線技師の義務であると考えます。

女性も働きやすい職業

近年は女性の診療放射線技師も多くなりました。特にマンモグラフィー検査を行っている病院は女性が担当するケースが増えているため、とても重宝されています。その他にも私の働く病院での乳房MRI検査は女性が担当し、検査への不安を少しでも取り除く取り組みをしています。

出産・育児休暇を取ることも可能であり、女性が働きやすい職業になってきているといえるでしょう。

放射線技師の離職率

診療放射線技師の離職率は非常に低いといわれており、現に私の働く病院でも離職する人は少ないです。理由としては定時に帰宅できるため自分のプライベートに時間を使え、給与が安定しており年収が日本の平均年収より高く、年間休日が多いなど様々です。

一方で女性の離職率は男性に比べて少し高い傾向にあります。これは結婚や出産を機に離職する傾向があるからですが、国家資格ということもありクリニックや健診センターへの復帰をする女性もいます。

まとめ

診療放射線技師は医療の最前線で活躍できチーム医療における重要な役割を担っているため、やりがいのある職業であるといえるでしょう。さらに仕事だけでなくプライベートの時間もとれることから、仕事とプライベートの両立も可能です。

放射線は怖いもの、危ないものと考えられていますが、適切な使い方と知識があれば医療にとても役立つものになります。

私も診療放射線技師として働いていますが、これから一人でも多くの人が診療放射線技師という職業に興味を持ち、実際の医療現場で力を発揮できる未来を願っています。

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